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参院選・悩んだら最下位当選しそうな候補から選ぶ

 第25回になる参議院議員選挙。選挙区での投票先を絞れていない人は、最下位当選の可能性がある候補から選ぶと面白くなるかと思います。私が当選させてやったんだ!の気持ちになる可能性と、あと一歩だったか~の、いずれかの楽しみ方ができるでしょう。
 といっても、改選数が1名の県では最下位当選も何もないので、2名以上の都道府県で楽しめる手法です。

6名が当選)東京・・・5位または6位狙いで
4名が当選)大阪、神奈川、愛知
3名が当選)北海道、埼玉、千葉、兵庫、福岡
2名が当選)茨城、静岡、京都、広島

 もし以上の都道府県で選挙権を持たれる方なら、当選するかしないかのボーダーラインを握る気持ちで投票できるわけですから、考える楽しみも増えます。

 例として、大阪、東京の順に書いていきます。以下、候補者名は敬称略、特に断りが無ければ届け出順とします。


大阪府選挙区(改選数4)  ⇒大阪府選挙管理委員会

 当選が確実視されるという3候補(自民・太田、維新・東、公明・杉)を外して、当選の可能性があるとされる候補は以下と言われています。

  • かめいし倫子(立憲民主党)
  • にしゃんた(国民民主党)
  • 梅村みずほ(日本維新の会)
  • たつみコータロー(日本共産党)

 以上の4候補が第4位つまり最下位当選を争っているといえ、投票した候補が当選すればまさに『私が国会に送ってやったんだ!』気分になれそうです。
 なお梅村候補は、同じく維新の現職・東候補との票の住みわけが必要になりますから、場合によっては、東候補が当選ラインぎりぎりになる可能性も考えられます。


東京都選挙区(改選数6) ⇒東京都選挙管理委員会

 かの山本太郎氏が比例区から出ることで、さらに激戦になっています。
 ここでは、複数のメディアで当選圏内とされている3候補(自民・丸川、公明・山口、共産・吉良)を除くこととし、以下の候補が、4~6位で当選する可能性があるとします。

  • 塩村あやか(立憲民主党)
  • たけみ敬三(自由民主党)
  • 山岸一生(立憲民主党)
  • 水野もとこ(国民民主党)
  • おときた駿(日本維新の会)
  • 野原よしまさ(れいわ新選組)

 たけみ(武見)候補は、いっけん自民党なので安泰と思われますが、同党の丸川珠代候補に、自民支持者の票が大きく流れると落選の危険が考えられます。このため、父の武見太郎氏(議員ではない)が日本医師会長を務めていた縁から、医療系を中心に支持を取り付けているとのことです。
 野原候補は、公明党の支持母体である創価学会員ながら、沖縄県知事選で堂々と玉城候補を応援して当選に導いた人物です。れいわ代表・山本太郎氏が持つ票の固め方次第では、3位以上の上位当選もあり得ます。また、公明党支持者から票を集めれば集めるほど、今度は公明党代表でもある山口那津男候補の当選が危うくなることも考えられます。

 実は東京も大阪と同じく、当選圏ギリギリ!とされる候補は、ほぼ野党公認です。
 他の道府県でも言えることは、『迷ったら、野党で面白そうな人』でいいかもしれません。もちろん、野党候補ばかりが優位の選挙区なら、与党で面白そうな人で。あまりありませんが。

 どの候補者に投票するかは、当然ながら、いずれも各人のご判断に任せます。様々な情報に目を通し、なるべく政策や考え方を比較したうえで選ばれたらと思います。
 投票をしない判断をする場合も、投票をしなかったことによるデメリットを含めて、よくよく考えられることをお勧めします。

 最後に、近藤自身は、東京都、大阪府両選挙区ともに、当選者が男女同数になるのではとみています。
 皆さんの納得あるご判断をお祈り申し上げます。

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若者による自民支持増は当然?

他の世代に比べ、20代までの投票率が低いことと、投票しても自民党への支持が高いと聞きました。私は、むしろ自然なことかと思います。

若い方ほど、「産業革命以来の経済成長を継続を前提とした社会システム」の恩恵を受けたことがないでしょう。
これらのシステムは、先進国ほど終わりつつあります。例えば、正規(終身)雇用制度や生活保護・年金・国民皆保険など『政府や大企業による富の分配』は、立ち行かなくなってきたシステムの代表例。さらに、グローバルでもローカルでもない半端な『国民国家』思考や、代議制(democracy)の誤訳といえる『民主主義』もだってそうです。地元選出の議員への陳情より、”日本死ね”のようにネット経由のほうが意見が通ったりします。国内だけでなく、海外にも。
皮肉にも、システムの継続をうたっているのがどちらかといえば野党であり、たとえ極論や愚策であっても「現状打破」をうたっているのが自民党や維新の会などのように思われます。

ハッキリ言えば、自民が革新で、社民や共産が保守という逆転構造になった。
立憲民主がうけているのは、枝野代表への信頼感だけでなく、大臣など政権運営の経験がある人々が改革側かつ革新系を名乗っているという、構図のわかりやすさもあるでしょう。こうなれば、長年理想論を押し通してきた共産の支持が食われるもの当然かと。

シェアに個人間取引、法人格なきビジネスなどなど、政府や企業の仕組みを介さない動きがもっとあっていい。過去の思い出、いや成功体験にとりつかれた幻想で、終わりつつあるシステムを押し付けるのはやめましょう。違和感を持つ若者は、反論しなくとも穏健に無視し続けることでしょう。

変わらなければいけないのは、私を含めた昭和以前生まれの年長者です。
ご賛同あるいは疑問をお持ちの方は、10月21日14時からの『儲からなくともエコなビジネスを考える会#2』にお越しいただければ、なお幸いです。

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総選挙。迷ったら、好き嫌いでもいいから投票を。

私・近藤大介は、いかなる人でも受け入れるような菩薩のような心を持ちあわせていない。自分だけでなく家族や大切な友人に対して迷惑を積み重ねたりされれば、遠ざけることがある。一方で、好き嫌いを表さない方が良い場面が多々あることも知っている。
選挙は、公的に好き嫌いの表明ができる機会だ。政策や価値観、方針で候補者や政党を判断するのが王道だが、ホンマにわからないときは、好き嫌いで投票すればいい。棄権よりはマシだ。本能の直感が、理性の判断による精度を上回る時だってある。

もちろん、好き嫌いでの投票が増えれば、ポピュリズムというか、人気だけで権力が移動する弊害も生まれるだろう。
・・・それでもいい。たとえ政策や行政判断の変化に対応するデメリットが生まれたとしても、エスタブリッシュメント(以前からある支配階級)の方々にずっと権力を握られているよりはマシだ。多少は政治が混乱してくれたほうが、資産や血脈などを持たない人にチャンスが生まれやすい。少なくとも『機会の平等』には近づく。

それでも私は、以前の大阪都構想市民投票には反対票を投じた。結局のところ、大阪府(都)に財源や権限を集中させる案だと判断したためだ。提案者である、その時点での維新勢力は”エスタブリッシュメント”でなくとも、権力が集中した機関をまた増やせば、別のエスタブリッシュメントが登場する可能性を増やすことにつながってしまう。東京都のようなものをつくってどうするのかと。
まさに、東京都知事の小池百合子氏にも、残念ながらエスタブリッシュメントを目指す匂いがしてきた。徹底した情報非公開かつ、党内選挙のないうえでの希望の党代表就任。ちゃんと不祥事まで出てくる維新のほうがよほどいい。日本維新の会(おおさか維新の会)は、曲がりなりにも7年以上におよぶ行政責任を負った実績もあるし、自民が弱いわけでもない大阪だから、突出して強い勢力ではなくなっているのも程良い。何より、創立者の橋下氏自身がすでに退いている(もちろん影響力はあるが)。

ここまで書いておきながら、私は大阪維新の会を支持してはいない。
が、私は最小限改憲論者である。てにをはの矛盾修正と条文の追加は環境権項目ぐらいにとどめ、手続き上でも自主憲法とするために国民投票を行ってほしいと思うのだが、ちょうどいい政党がない。この点だけで強いて挙げるなら、維新や公明あるいは「LGBT関連の修正で改憲なら歓迎(辻元清美氏)」と言っている立憲民主だったりする。
要は、自民の強行派と小池氏以外なら誰でもいい。と思って自分の選挙区の候補者をみると、自民候補が元小池氏秘書だったりする。結局私は、好き嫌いではなく条件で決めてしまうことになりそうだ。。

あくまで以上の話は、近藤個人の考え。全くお勧めするつもりはありません。いったんお忘れください。
選挙期間は明後日20時まで。政府には頼るつもりがないなど何らかの覚悟がある方以外は、投票しましょう。

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